ビジネスが軌道に乗ってくれば、業務内容によっては、人を使うようになることが多いと思います。
スモールビジネスにとって人を雇うには大きなお金がかかります。したがって、その決断をするには、ビジネス成長の見通しがなければなりません。
では、人を雇い入れるには、どのような状態、タイミングであればいいのでしょう?
スモールビジネスでは人を雇うことがレバレッジになる?
最近、レバレッジという言葉が一般でも使われるようになってきました。これは簡単にいうと、小さな力で大きな結果を生み出すことです。スモールビジネスでは人を使うこともレバレッジを掛けることと同じです。
人を使うことはお金を動かすのと同じ意味でもあります。なぜなら、人には給料も経費もかかるので、タダでは動かせません。
ですので、人という資源を動かす以上は、お金を生み出す次の仕掛けを打っていかなければなりません。
私は放置自転車ビジネスのパートナー制度構築へ向け、誰がやっても同じ結果を出す流れをつくっていたとき、あるやり方に手ごたえを感じました。
それを検証するために福島県いわき市からスタッフを呼びよせ、千葉でそのやり方を3ヶ月間かけて実証したのです。
この間いわきの仕事はほとんどストップしていましたから、売上げは激減してしまいましたし、スタッフ数名分の住まいや食費やいろいろな経費などすべて私が用意したので、ものすごい勢いでお金が出て行きました。
このとき、お金が出て行くのをしぶったり、感情的にビビッて先延ばしにしていたら、今のノウハウを確立させることはできなかったかもしれません。
一例になりますが、お金の流れをつくり出すやり方が見えたので、それを一気にスタッフの力を使って形にしていったのです。
「手ごたえを掴んだら全勢力をつぎ込む」まとめ
経営者が現場にいなくても仕事が回るようにすることが、スモールビジネスのひとつのゴールです。とはいえ、ビジネスの立ち上げ段階から、スタッフや外注に何でも任せるわけにはいきません。 では、いつから人に任せればいいのでしょう?その区切りを見[…]