1億総ポジショントーク時代の対処法

世の中は、ポジショントークでできています。ポジショントークとは、「自分が有利になるような発言をすること」。という意味です。

人はどこかで必ずバイアス(思考の偏り)がかかっているので、ポジショントークのつもりは無くても、そう取られてしまう場合もありますし、意図的にポジショントークを利用する場合もあります。

ポジショントークに踊らされないようにするために必要なことは何でしょう?

人はポジションによって発することが変わる

憶測もポジショントークです。本人はポジショントークという意識は無くても、「知識があるように見られたい。」とか「推測力がある人にみられたい。」といった裏の欲求がそうさせているのです。

人は自分に都合よく、自分の現実で生きるものです。

メディア、政治、経済、ビジネス、普段の会話、ネット、とにかく世の中に発せられている全ての情報は、必ず何らかのバイアスがかかり、誰かしらの利益のために、湾曲されているということを前提として受け取ってほしいのです。

人は自分の立ち位置が変われば、思考や発する言葉が変わります。学生の頃に発していた言葉や思考。会社員の時に発していた言葉や思考。経営者になって発している言葉や思考は、間違いなく違うはずです。

求める利益によっても発する言葉は変わります。人のポジションは変わります。だから、自分の意見も他人の意見も変わるのです。

他人のポジショントークに振り回されないために

それであれば、他人のルールに合わせていくよりも、自分のルールをどんどん作り上げていってしまった方が、ビジネスはスムーズに進んでいくのです。

恐ろしく情報が溢れる現代は、言ってしまえば、ポジショントークで溢れているということです。1億総ポジショントーク時代と言っても過言ではありません。

世の中には好き勝手なポジショントークで溢れているから、自分の価値観と違う情報がどんどん流入し、受け手は何が真実か迷うのです。

表面的な言葉を眺めても、真実なんか見えません。だからこそ、自分自身が指針となりビジネスに取り組むことが必要なのです。

「1億総ポジショントーク時代の対処法」まとめ

世の中はポジショントークで溢れているからこそ、自分のルールをどんどん作ることが自分を守ることに繋がる。
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