イニシャルコストを抑えて事業展開する方法

起業して事業を展開していくには、事務所や店舗をかまえたり設備を揃えるなど、初期投資(イニシャルコスト)が必要となります。

これをイニシャルコストといいますが、特に店舗ビジネスを考えるとイニシャルコストは大きな金額になることが多いものです。資金が限られるスモールビジネスでは、初期投資を抑えて利益を大きくすることが大切です。

イニシャルコストを抑えて事業展開する方法をお教えします。

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事業展開へのイニシャルコストの目安は?

一般的なビジネスの常識では、ヒト・モノ・カネなど自分の資産を使いながら、売り上げや利益を上げることがほとんどです。

店舗展開をしようとする場合、借り入れをして店舗や備品や看板などを用意し、スタッフを雇用するなどしますが、この方法ではイニシャルコスト(導入するための費用)が莫大になります。

私が考えでは、スモールビジネスを開始する初期費用は500万円程度を基準にすると良いのではないでしょうか。実際、ちょっとしたお店を構えようとすると、1000万円を軽く越してしまうことがありますが、1000万円を回収するのはかなり高いハードルです。

スモールビジネスでは、はじめめから大きなお金をかけて事業展開をするのはリスクとなります。また、投入できるお金などの資産は限られているので、できる限り小さく仕掛けてお金を稼ぎ出さなければなりません。

私が着物リサイクルをおこなっている福島県いわき市は、東京23区が2つ分入るほど広い市なのですが、人口33万人と人口密度が低い市でもあります。

着物という商品の特性上、最低でもいわき市全土をカバーするくらいの商圏を考えなければ、ビジネスとしてはむずかしいのです。しかし、それだけのエリアをカバーするには、最低でも3店舗は必要になります。

会社を大きくしようと考えていた頃は、まず手始めにいわき市内に3店舗出店しビジネスを形にし、隣県にも出店をして行こうと考え、銀行などに融資の交渉に何度も足を運びましたが、話はいつも平行線でした。

交渉が進まずに時間ばかり過ぎていくことにもどかしさを感じ、お金を借りなくても事業展開できる方法はないかと考えたのです。

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事業展開は他人の資産を利用するという考え方

そこで、自分の資産をフル活用して事業展開するのではなく、他人の資産を活用すればいいことに気づき、テストとして行っていた出張販売を、きちんとビジネスの流れに組み込むように形づくっていったのです。

現在、私の着物リサイクルビジネスでは、いわき市内で30店舗ほどある地域で一番のスーパーやショッピングセンターで出張販売を行っています。

市内30店舗のスーパーを2〜3日ごとに移動するので、店舗展開しなくても商圏をカバーすることが可能になりましたし、スーパーにはお客さんが集まってくるので、集客を考えなくても済みます。

当たり前ですが、自社で店舗を構えるより、出店コストも集客コストも、人件費も圧倒的に抑えることができます。

このように、すべてを自社でまかなおうとするのではなく、他人が持っている資産を活用することができれば、リスクを最小限に抑えながらも最大の結果を手にできるのです。

「イニシャルコストを抑えて事業展開する方法」まとめ

スモールビジネスでは、事業展開に大きな資金をかけるのはリスクになる。他人の資産を活用することでリスクを最小限に抑えることができる。
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