起業した瞬間からあなたは経営者です。自分の力だけでお金を稼がなければなりません。
経営者ですから、ビジネスに関する全責任はあなたにあります。起業するからにはその覚悟が必要だということです。経営者としての覚悟を、どう決めればいいかお話ししたいと思います。
独立起業したら責任を取るのは誰?
独立起業するなら、すべての結果を自分一人で受け止めなければなりません。
経営者は、晴れてほしいときに雨が降ったとしても「すべては私が悪いんです」と言えるくらい、すべての責任を負う覚悟をしろとよくいわれます。
何が起きても全責任を自分で受け止める覚悟が必要です。
ごくまれに本当に思ってもみないようなことが起きたり、とんでもないとばっちりを受けたりということはありますが、少なくとも、稼ぐというビジネスの結果に対しては責任を持つべきだと思います。
こんなことは、いわれなくてもほとんどの人がわかっているのですが、思うような結果が出ないと環境や他人のせいにしてしまいたくなることがあるかもしれません。
でも、泣き言を言っても、言い訳をしても、誰も助けてくれません。
愚痴を言ってお金が入ってくるのであれば、いくらでも愚痴をこぼせばいいですが、いくら愚痴っても誰も助けてくれることはありません。
また、誰かに頼ったとしても限界があります。
ビジネスの可能性は経営者の覚悟次第
人に頼り続けることはできませんし、そんなことをくり返しているうちに周りから人はどんどんいなくなってしまいます。自分の意思で起業を選択し、自分の意思で携わるビジネスを決め、あなたの経営判断のもとビジネスは動いていくのです。
その結果、何が起ころうとも、その結果を受け入れるしかありません。受け入れた上で、また次に進んでいくのです。
私は初めて起業をしたとき「いろいろな制限を受けることなく、自分が思うままに自由に生きていく術を手に入れられた」と思っていました。
しかし、廃業という現実に直面し、すべての責任を負う覚悟を決めなければ、本当の自由を手に入れることはできないことを知ったのです。
起業はゴールではなくスタートです。
ビジネスは、あなたの覚悟次第で可能性は大きく開かれていきます。自己責任という覚悟を決めて、素晴らしい未来を手にしてください。
「独立起業にあたって、経営者としての覚悟をどう決める?」まとめ
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