スモールビジネスの新定義「リスクを管理しシンプルに徹する」

どのビジネスにもリスクはつきものですが、特にスモールビジネスではリスク管理を徹底すべきです。

そのためには、つねにどのようなリスクがあるか認識し、経営者としての行動を極力シンプルにしていく必要があります。私は、これがスモールビジネスの基本だと考えています。

なぜ、そうなのか、また、実際にはどうすればいいのか、お話ししましょう。

スモールビジネスの「シンプルさ」とは?

私が提唱するスモールビジネスの定義は、「リスクを管理しシンプルに徹する」ことです。私はビジネスで苦しんだのも事実ですが、自由な時間とお金というライフスタイルを手に入れることができたのも、ビジネスで結果を出したからです。

そのためには、リスクをつねに顕在化し、ものごとを極力シンプルにしていくことが必要です。

ビジネスには必ず、時間という概念がついてきます。お金を稼ぐとなると、「あれもしたい、これもしたい」と、多くのことをやりたくなります。というよりも、意識をしていないと、よけいなことに手を出してしまうのです。

スモールビジネスでは、ヒト・モノ・カネといった使える資源が限られていますので、結果を出すには、意識してやらないことを決め、優先順位を明確にし、シンプルに徹していくことが必要なのです。

だから、私は「やってはダメ」と非常に多く口にします。

「時は命」です。

やるべきことを複雑にし、あちこちに時間やお金を分散して費やしてしまったり、悩んで動きが鈍くなるのはお金を捨てているのと同じです。

コントロールできないことをコントロールしようとしても、時間を浪費することになり、結果的にお金が出て行ってしまうことを理解しましょう。

スモールビジネスでは、やらないことを明確にし、やることを絞り込み、力を集中させることで、コストを抑えながら、よりスピーディに結果を導き出せるのです。

「スモールビジネスの新定義「リスクを管理しシンプルに徹する」」まとめ

スモールビジネスでは、意識してやらないことを決め、優先順位を明確にし、シンプルに徹していくことが必要。
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