起業失敗の可能性はビジネスのリスクなのか?

どのようなビジネスにもリスクがつきものとよくいわれます。

リスクを回避するためには、リスクとはどのようなものか理解しておく必要がありますが、よくわかっていない人も案外多いのです。

失敗することや収入が減ることをリスクと考える人もいますが、それは本当にリスクといえるのでしょうか?

起業失敗という名のリスク

ビジネスのリスクの所在を明確にし、回避するためには、リスクの意味を理解しておくことが必要です。わかっているようでわかっていないのが、「本当のリスクとは何か?」ということです。

一般的にはリスクととらえられていたり語られていることが、実はそれほどリスクではない場合がとても多く見受けられます。

例えば、起業をリスクととらえている人が多いのですが、はっきり言って起業自体はリスクでも何でもありません。

起業するときに頭をよぎるのは、収入はちゃんと得られるのか? 投資したお金をきちんと回収できるのか? これらは「収入と失敗」という名のリスク(と呼ばれているもの)です。

「起業に失敗したらどうしよう?」「ちゃんと稼げるだろうか?」「収入がなくなったらどうしよう?」「路頭に迷ってしまうのではないか?」「借金地獄に陥るのではないか?」「家族を不幸にしてしまうのではないか?」などなど。

特に家族がいる場合は、「起業失敗=リスク」という考えが大きく頭をよぎると思います。

しかし私に言わせれば、そんなものはリスクとはいいません。

厳しいことを言いますが、これは、あなたの内側にある不安や自信のなさの表われでしかないのです。

リスクという言葉を使い、単に自分のなかにある不安を格好つけて言いくるめているだけなのです。


「起業失敗の可能性はビジネスのリスクなのか?」まとめ

起業失敗や収入が減ることはビジネスのリスクではなく、起業に対する不安や自信のなさの表われでしかない。

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