スモールビジネス34

小さくてもビジネスを起こしたら、利益を出していかなければなりません。

そのためには売上を上げることが必要です。売上は大きい方がより儲かるイメージがありますが、そうとは限りません。売上から経費を引いて初めて利益が残ります。

少しでも利益を大きくするために大切なこととは何でしょうか?

スモールビジネスにとっての利益とは

スモールビジネスでは、売上よりも利益をきっちり残すことが大切です。

100万円の商品を売っても仕入れが99万円であれば、1万円しかお金が残りません。しかも、その1万円の中から人件費や店舗費などの諸経費が出ていくのですから、どう考えても赤字です。

しかし、1万円で仕入れた物を100万円で売ることができたら99万円残ります。少し極端ですが、同じ100万円の売上でもこれだけ残るお金に差が出れば、ビジネスを優位に進められることを理解していただけると思います。

スモールビジネスに限らず、物理的に人や物が動くリアルビジネスには、必ず売上げの上限があります。

どんなに店舗展開したとしても、1店舗の売上には上限があり、市場のパイも決まっているので、店舗展開で売上げをつくってきた会社は、新規店舗出店が止まった時点で売り上げも止まることを意味します。

スモールビジネスでは無理な店舗展開はしません。

だからこそ、売上げの上限が決まることがわかっていれば、出ていくお金を考えなければなりません。

つまり、利益をきっちりと上げていくことです。

スモールビジネスでは大儲けよりも体制

私の着物リサイクルビジネスでは原価率が約5%程度です。諸経費は別として、これは売上げが100万円あれば95万円手元に残るということです。

売上げが200万円になれば190万円が手元に残ります。仮に売上げが50万円になったとしても、47.5万円が手元に残るのです。これなら諸経費を引いても、不自由なく家族が食べて行くだけのお金が残ります。

放置自転車ビジネスは、撤去に関わる作業を有料で請け負い撤去した自転車を輸出業者が引き取るという流れになっています。

この流れをつくったことで、実質的に商品にかかる原価はゼロにすることができました。さらに突っ込むと、原価率ゼロどころか仕入れの段階でお金を貰うことも可能なビジネスモデルなのです。

これだけビジネスの移り変わりの早い現代では、仮に売上げが下振れしたときにも対応できることを考えてビジネスを構築する必要があります。

1店舗でもしっかりと利益を取れる体制づくりを考え、大儲けするのではなく負けない経営としてビジネスを構築しましょう。

その体制を整えてから次の展開を考えるのが、スモールビジネスにハマるやり方なのです。


「スモールビジネスでは大儲けよりも利益をきっちり残す」まとめ

大きく売上げを上げても利益が残らなければ意味がない。小さくてもしっかりと利益を取れる体制づくりをしよう。