集客ツールの目的は顧客開拓だから、どうあるべき?

チラシなどの集客ツールをつくるなら、おしゃれでカッコよくしたいと思う人は多いでしょう。

確かに大企業の集客ツールには、認知をねらう洗練されたデザインのものが少なくありません。しかし、チラシのデザインがよいからといって、売上げに結びつくとは限らないのです。

スモールビジネスのチラシづくりで重要なことを確認しておきましょう。

集客ツールに完璧を求めない

ビジネスが軌道に乗り、うまくいきはじめると、格好をつけようとするせいか大企業が出すような認知型の洗練されたデザインや内容のチラシに変えてしまう人がいます。

どうしてもそういうチラシを使いたいのであれば無理には止めませんが、そのときはいままで上手くいっていたチラシもいままでと同じように使い続けてください。反応があるものをやめてまで、おしゃれなチラシだけにシフトするのはものすごくリスキーです。必ずリスクヘッジはしておきましょう。

また反応のあるチラシができてくると、さらに反応を高めようとものすごく細かな修正をしたがる人がいますが、70パーセントうまくいっているのであれば、それはそれでよしとして、あなたがやるべき次のことに集中したほうがよいと思います。

70パーセントを100パーセントにするのは、70パーセントまでつくり上げた労力以上の力が必要になりますので、その時点でいったん区切りをつけましょう。

もちろんいったん区切りをつけるといっても、もう何もしないということではなく、気になった点やアイデアが出てきた場合は、その都度チラシに盛り込んでテストしてみればいいのです。

イメージとしては、70パーセントまでは早急につくり上げ、あとの30パーセントはゆっくりでもよいという感じでしょうか。

集客ツールの目的を再認識しよう

すべてのことにいえますが、完璧主義におちいると時間ばかりが経過し、いつまでたっても物事が前に進みません。

そもそもビジネスには正解がないわけですから、100パーセントを目指すことは迷いの森に入り込んでしまうようなものだと理解しておきましょう。

さて、パーセントという話をしましたが、はじめのチラシは50パーセントの出来でも30パーセントの出来でも構いません。

チラシなどの集客ツールの目的は、なによりも顧客開拓です。まずは、まいてみて反応を見ることが重要なのです。

はじめから 100パーセントの集客ツールをつくり上げることはできません。とりあえず 30パーセントのものでもいいので、とにかくつくって世に出してみてください。

私もはじめのころはまるっきり反応のないチラシをつくっていました。それだって、つくって世に出してみない限りは、良いか悪いかすらわからないのです。

つくってみたら世に出してみる。これが何より大事です。試行錯誤と修正を繰り返し70パーセントまでつくり上げていけばいいのです。


「集客ツールの目的は顧客開拓だから、どうあるべき?」まとめ

チラシなどの目的は顧客開拓なので、まずはまいてみて反応を見ることが重要。最初から完璧につくり上げる必要はない。

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