集客とはターゲットとなる顧客を明確にし、アプローチすること

売上げをつくるために集客は欠かせないものですが、そもそも、集客するには自社のターゲットとなるお客さんを明確にしなければなりません。そうでなければ、お客さんにアプローチすることができないからです。

したがって、どのようなビジネスでも、まずはお客さんを顕在化させることが重要なのです。

そのために、何をすればいいのかお話ししたいと思います。

集客の基本となる顧客の顕在化

効果のあるチラシをつくることができれば、集客ができてビジネスをすんなり軌道に乗せられる可能性が高まります。

集客とは顧客を顕在化させ、そこにアプローチすることですが、集客で一番困ることは自分がターゲットとしているお客さんがどこにいるかわからないということです。

自社のサービスや商品を求めている人がいても、普段はどこかわからないところに埋もれてしまっています。だから、まずお客さんを顕在化させる必要があるのです。

お客さんを顕在化させるには、プッシュ型での戦略が必要になります。プッシュとはこちらからアプローチしていく集客のやり方です。

ビジネスでは、ターゲットを明確にするべしと常に言われていますし、もちろん大切なことなのですが、いくらターゲットを明確にしても、そのターゲットがどこにいるのかわからない現実があるのです。

だから、いろいろな方法でお客さんになるであろう人(=見込み客)を見つけ出すために、チラシ、ビラ、フリーペーパー、ミニコミ誌、新聞、看板、インターネット、ラジオ、テレビなど、とにかく目に入るものすべてを媒体ととらえてアプローチしていくのです。

扱う商品やサービスによって広く顕在化させるか狭く顕在化させるかによっても、やり方や使用する媒体は変わってきますが、何にしてもターゲットを顕在化させることができれば、ビジネスを優位に進めることができるわけです。

集客に有利な業種がある?

業種やターゲットによっては、すでに顕在化されている場合があります。

例えば、家に関する商品やサービスを扱っているとすれば、家を持っている人がターゲットとなるので、そこにピンポイントでアプローチすることが可能となります。

実際に商品やサービスを購入するかは別としても、ターゲットとなる顧客はすでに顕在化されているので、どのようにアプローチしていけばよいかを考えるだけでよいのです。

放置自転車ビジネスもお客さんを顕在化することが簡単なビジネスの1つです。

自転車をターゲットとすることで、ピンポイントでのアプローチが可能となるからです。自転車をターゲットとしてそこに攻め込むため、必要最小限の手間で仕事の依頼がくるのです。

私が放置自転車ビジネスに取り組んだ背景には、市場ががら空きとか、コストがかからないなど、たくさん理由はありますが、顧客の顕在化がしやすいことも大きな決め手となっています。

ビジネスを行なううえで、顧客の顕在化はそれほど重要だということを忘れないでほしいと思います。


「集客とはターゲットとなる顧客を明確にし、アプローチすること」まとめ

顧客を顕在化させるにはプッシュ型の戦略が必要だが、業種によっては顧客の顕在化がしやすいケースもある。

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