ビジネスでお金を稼ぐためには、感情をコントロールするスキルは必要になります。
「成功して誰かを見返してやりたい」といった反骨心をパワーに変えるのは悪いことではありません。しかしながら、いつまでも反骨心だけをパワーの源にするのはあまり幸せではないかもしれません。
ビジネスをしていく上での感情のコントロールの仕方について考えてみましょう。
反骨心だけに支配されないことが大事
「誰かを見返したい」というのは、頑張る理由としてはとても大きいものですので、そういう感情は受け入れて結果を出すために活用して欲しいと思います。
しかし、いつまでもこのような反骨心だけでモチベーションを保ち続けるのは、あまり幸せではありませんし、ちょっと悲しくないでしょうか?
ビジネスでは、とても素晴らしく楽しい結果を手にすることができます。
「見返してやりたい!」という感情のおかげでがんばることができたのですから、ある程度結果が出てきたら、原動力になった人達に感謝できるくらいの考えを持ってほしいと思います。
私は借金を抱えていたとき、夜に運転代行のアルバイトをしていたことがあります。夜の街はお酒を飲んで楽しそうな顔をしている人が沢山います。その中には知り合いや同級生の顔を見かけることもありました。
楽しそうにしている人達の姿を見て、「こんな生活から1日も早く抜け出して、絶対成功してやる!」という思いを抱きましたが、それで誰かを妬んだりひがんだりはしませんでした。
反骨心やマイナス感情が強すぎる人は幸せそうな人を見ると、意味もなく誰かをうらんでしまったりするようですが、そんな感情を抱いても誰も幸せにはなりません。
私たちは聖人君子ではありません。人は気をつけていても誰かに対しひがみや妬みといったネガティブな感情を抱くことがあります。でも、意識してそういうネガティブな感情に心が支配されないようにすることが大切です。
頑張る理由は人それぞれですので、結果を出すまでは反骨心をフル活用するのはいいとは思うのですが、いつまでのその感情を持ち続けると、自分自身がダークサイドに落ちてしまいます。
ネガティブな要素ばかりに焦点をあてるよりも、せっかくお金を稼ぐのですから、自分の身近な人の幸せや明るい未来を思い描いた方が、つらいときも乗り越えられると私は思いますし、その方が幸せになれるのではないかと思います。
「反骨心は大事だがそれだけでは幸せにはなれない」まとめ
お金を稼いでいくためには、ビジネスの目標とともに、モチベーションが必要です。 何がモチベーションになるかは人によって異なります。借金返済するために稼ぐという人もいますが、借金がモチベーションアップになるかは疑問があります。 ビジ[…]