チラシや広告など、どんな集客ツールでもその目的はお客さんに買ってもらうことです。
したがって、お客さんの購買意欲を刺激し購買という行動に結びつけなければなりません。それは、お客さんにこちらの希望通り行動してもらうことでもあります。
人の心を動かし行動してもらうためのチラシに盛り込むべき工夫とは、どのようなものかお教えしましょう。
購買行動を起こさせるには
人は物事を先送りにします。だから、いますぐ行動してもらう仕組みを用意しなければなりません。そのためによく使われるのが、「限定性」や「希少性」で購買意欲を刺激する方法です。
「 ○○までに購入してください」とか「なくなってしまいます」とうたうことで、いますぐ行動に移してもらうのです。
あまり派手にやると煽っているようになり、お客さんに与える心象は悪くなってしまうかもしれませんので、加減が必要ではありますが …。
また、限定100個と言っておいて、実は1万個用意しているというのがけっこうあるようですが、ウソはつかないほうがよいというのが私の考えなので、このやり方は好きではありません。
限定性や希少性などは他社もいろいろ考えているので、まわりを見渡せばけっこう面白いアイデアが落ちている場合があります。
直接行動を促す言葉も意欲を刺激し行動を起こさせる方法の1つです。
電話番号のそばにある「いますぐお電話ください」という言葉は最たるものです。
ダメ営業マンの特徴は、「何をどうしてほしい」を明確に伝えることができません。電話してほしいのであれば、「いますぐ電話をください」ときちんと伝えるのです。
人は何か1つでも迷いが生じたら意欲がしぼみ後回しにしてしまいます。だからお客さんにしてほしい行動を明確にする必要があるのです。
「購買意欲を行動に結びつけるチラシの工夫とは?」まとめ
チラシの目的はお客さんの購買行動を起こさせること。そのためには、何をどうしてほしいかを明確に伝えるべき。