経営者13

独立して自分でビジネスを起こしたなら、全て自分で責任を持たなければなりません。

そのためには、経営者として、自分が何をしているか、何を考えているか把握しておく必要があります。また、直感に頼るだけでなく、論理的に考えて行動する癖をつけたいものです。

それが、どのようなことかお話ししましょう。

経営者はあいまいさを排除するべき

経営者になったら、「何となく」というあいまいさをできる限り排除しなければなりません。

例えば、「こういうのがイヤだ。なぜなら、こういう理由だから。よって、このように対応する」といったように、何かをイヤだと感じたら、なぜイヤだと感じたのかを理屈に落とし込み、あなたの考えをより明確にしましょう。

直感はときには自分の身を守ったり、良い結果をもたらしてくれることがあります。しかし、日常の中で物ごとを意識していなければ、いざというときに直感は働かないと私は思います。

ですので、直感を無視しろということではなく、無意識を意識して顕在化させるということです。

無意識を意識することは、今まで何となくやっていたことを、説明できるようにすることです。

人を使うときには、流れを明確にする必要があると伝えましたが、その流れも明確にする前には「何となく」やっているという場合があるので、そのような一つ一つのことをきちんと意識してください。

意識するのが難しいと感じるのであれば、紙に書き出すことも効果的です。

経営者としてお金を稼ぐなら、

人間の脳は、ものすごく多くの情報を一瞬で処理します。

例えば、まっすぐ歩きながら、人にぶつからないようにし、水たまりをよけ、車に注意し、風が吹けば寒いと感じ、鼻がムズムズすればくしゃみをしたくなるなど、次から次へと感じる情報を、ほんの一瞬で処理しています。

このとき、いちいち「花粉が飛んできたから鼻がムズムズし出すぞ。次はくしゃみがしたくなるから準備しよう」といった感じで、理屈に落とし込んでいたら、脳みそがパンクしてしまいます。だから、自動で瞬時に脳が処理してくれるのです。

しかし、経営者としてお金を稼ぐと決めた以上は、あなたの行動や思考は、あなた自身が把握しなければなりません。

もちろん、全てのことを意識し把握することはできませんが、今まで無意識を意識することをしていなかったのであれば、あなた自身の思考や行動を、特に意識するようにしてください。

お金を稼ごうとしている本人が、自分が何をしているのかをわかっていなければ、結果を出すことなんてできないのですから。


「経営者としてお金を稼ぐことにしたら、無意識を意識する」まとめ

経営者になったら、無意識にやっていたことを顕在化して、自分自身の行動や思考をきっちりと把握するべき。