独立して起業するなら、関連する分野の資格がある方が有利なように思えます。

医師や弁護士など、その資格がなければ働けないといった職種なら、当然ながら資格は必須です。

しかし、必ずしも資格がなくても働ける分野なら、どうでしょう?それでも、資格は取っておいたほうがいいと考える人も多いかもしれません。

独立してお金を稼いでいく上での「資格」の位置づけについて考えてみましょう。

独立してお金を稼ぐことと資格の関係

例えば、弁護士や行政書士など、その仕事をするために必要な資格が存在します。そうした資格は仕事をするための絶対条件ですから、当然なければなりません。とはいえ、特に必要とされない資格なら、あまり大きな意味はないと思います。

わかりやすく言うと、資格とはそのビジネスをおこなうための許可証という位置づけであって、資格が直接お金に結びつくわけではないのです。

中小企業診断士の資格はなくても、コンサルタントとして独立開業することはできます。逆に、中小企業診断士の資格を持っていてもお金を稼げない人はたくさんいます。

行政書士の資格が無ければ行政書士として仕事をすることはできません。しかし、行政書士として独立してもお金を稼げない人もたくさんいます。

結局、自分が携わるビジネスで大切なことはお金を稼ぐことです。それは、集客でありセールスなのです。

以前、就職活動をしていた女性が一生懸命パソコンに関する資格を取っていました。彼女はパソコンの資格を取れば就職に有利になると考えていたのですが、その資格を取得したからといって人生が大きく変わったかというと、特に変化はなかったようです。

もちろん、就職という目標のためにその資格を取ることで、自分なりの差別化を図ったのでしょう。目的が就職であれば、資格がないよりはあったほうが有利に働くことは多いかもしれません。

ただし、それは「雇われ」として働く人のルールであって、起業家のルールにはまったく関係ないのです。

独立すれば資格よりも重要なことがある

例えば、あなたがTOEIC満点を取得し、英会話教室の経営を始めたとします。

あなたがTOEIC満点を取ったことはひとつの売りにはなりますが、生徒さんが求めている結果は、自分がどれだけ英語が上達するかです。TOEIC満点は、付属的な要素でしかないのです。

現実には、TOEIC満点を取ったことよりも、普通の英会話教室であれば、楽しく英会話を覚えられればうれしいという要素の方が求められます。

仮にTOEICで800点以上取りたいと考えている生徒さんがいれば、あなたがTOEIC満点を取ったことは非常に強みになります。それでも、生徒さんの目的を達成させてあげることができれば、あなたがTOEIC満点であろうが、結局は関係なくなってしまいます…

資格がお金を運んできてくれることはありません。

資格が少しだけ信用につながることはあっても、他を圧倒するほどダントツに差別化できることはほぼないと考えましょう。

資格や学歴がなくても成功している起業家が圧倒的に多いのは偶然ではなく、それが真実だからです。

自分を飾るための資格を取るヒマがあるのなら、マーケティングやセールスを学び実践し、お金を生み出すことを優先させた方が良いのです。つまり、独立すれば、直接お金を生み出し集客をすることがより重要なのです。


「独立するなら、資格はあったほうがいい?」まとめ

特に必要ではない資格の取得を目指すなら、その時間をマーケティングやセールスの研究や実践に使うほうがいい。