当然ながら、スモールビジネスには大企業のように潤沢な資金はありません。したがって、限られた資金をどう使うかは非常に大切なことです。

ビジネスを立ち上げることになったら、出店や仕入れなど、いろんなことに費用がかかりますが、資金は優先順位を決めて効率よく集中的に注ぎ込むべきです。

では、スモールビジネスの起業時には何に資金を使うべきかお教えしましょう。

ビジネスで最も大切なのは何?

スモールビジネスでは、何よりも一番初めに、集客に力を入れなければなりません。力を入れるということは、集客に資金を使うということです。

よけいな在庫や備品を買うお金があるのであれば、集客にお金を注ぎ込み、販売し、お金を生みだし、そのお金を集客に注ぎ込むのです。

会社を立ち上げたり、印鑑を作ったり、看板を作ったりということにお金をかける前に、成功を目指すのであれば、とにかく集客をして販売するのです。

集客と販売以上に大切な仕事はありませんので、大切な所に資金をつぎ込むのは当たり前の話なのです。

アクセサリーショップを立ち上げた時は、出店や仕入れにかかる費用に手持ち資金のほとんどをつぎ込んでいました。

商品がなければお金を稼げないと思っていましたし、来店したお客さんが、「商品がない」と言って、悪いイメージを持たれてしまうことも避けたいと思っていましたから、お店や仕入れに力を入れたのです。

ビジネスとして成立させるには

今思えば必要最小限の在庫だけ用意して、集客に回すお金をきっちりと残しておけばよかったと思いますが、当時はお店を出せば、集客は後からついてくると考えていた部分がありましたし、集客に資金を使うという概念がありませんでした。

そもそも、ビジネスとして成立するかということを、きちんとテストしていなかった時点で、すでに勝負は決まっていたのかもしれませんが…

何はともあれ、開店してみて思っていたほどの売上を上げることができずに、初めて集客の大切さに気づいたのですが、どのようにして集客をすればいいのかが分からなかったのに、それについて学ぶという考えすら思いつかなかったのです。

ビラ配りは一生懸命やりましたが、集客と呼べるほどの効果はありませんでしたし、反応のあるチラシの作り方もわかっていませんでした。

売上げあがっても、商品の仕入れと家賃などの支払い、それに生活費にお金は消えて行ったので、集客にお金を回すことはとてもできません。この時点でも集客にお金を使うという考えはあまりありませんでした。

そんな日々を過ごしているうちに、これではビジネスとして成立させることは難しいと感じ廃業を決めたのです。

ビジネスは集客ありき

ビジネスは、集客できなければ、成功どころか何も始まりません。

起業をすると、自分のイメージに近い店構えや商品ラインナップにしたくなり、直接お金を生まない箇所にお金を使ってしまいます。でも、まずやらなければならないことは集客です。

商品なんてなくても、集客ができれば何とかなります。

アクセサリーショップの最後の方は、商品を仕入れるお金も尽きてきたので、カタログなどを置いて、前金を貰うような形で商品を売っていましたし、委託販売もやるようにしていました。

すでに全てが手遅れでしたが、集客ができれば、後はアイデアで何とでもすることは可能です。集客ができればどのような形でも商売はできます。その先にビジネスの成功があるのです。

お金は集客に使うように意識してくださいと言うと、極端に聞こえるかもしれませんが、実際に集客に回せるお金は多くないと思います。

だからこそ、他にお金を使うのであれば、できる限り集客に資金を回してください。また、そのくらいの気合を入れて、集客に力を入れてほしいと思うのです。


「ビジネス成功のためにはまず集客に資金を注ぎ込むべき」まとめ

集客なくして売上げをつくることはできない。資金に限りあるスモールビジネスでは、まず集客に力を入れるべき。