どのようなビジネスでも集客できないことには売上げをつくることはできません。
また、集客するためには、あなたのビジネスの強みとなる「ウリ」が必要ですが、このウリを見つけられないというケースが多いものです。
自分で自分のビジネスのウリを見つけられなければ、どうすればいいのでしょう?
そんな場合のとっておきの方法をお教えしましょう。
ビジネスの強みは他人から学べ
自分でビジネスの強みをつくり出すことが難しいのであれば、他人の成功事例から学べばいいのです。もっとストレートにいえば、他人の強みをパクってしまいましょう。実は、少しまわりを見渡してみると、多くの経験のなかで悩みに悩んで強みであるウリをつくり出しているものすごい数の人がすでにいることがわかります。
それを自社のビジネスに転用するのです。たったこれだけでも恐ろしいほどのスピードの短縮になるのです。
では、他人のウリをパクってしまうとっておきの方法を3つお伝えします。
【他人のウリをパクるやり方 1つ目】
インターネットなどで異業種のウリを調べてください。良いか悪いかの判断はせずに、とにかく数を調べることが必要です。次にあなたの同業者がうたっているウリを調べてく ださい。
両方の数がたまったら、お互いのウリを相殺してみてください。イメージで言うと、「ウリのババ抜き」をしてしまうのです。そのなかで残ったもの(ババ)が、あなたのウリの候補としてあげることができます。このババは、あなたに多大なる成功をもたらして くれる素晴らしいババになるかもしれません。
【他人のウリをパクるやり方 2つ目】
自分のビジネスがターゲットとするお客さんが、よく使うであろうサービスや購入する商品を扱うお店を調べます。
私のお店で着物を購入するお客さんは、着物だけを購入して生活しているわけではありません。外食もするし、車にだって乗ります。当たり前ですが普通に生活をしているのです。
例えば、お金持ちはお金持ちの行動を取りますし、お金持ちの感覚で消費を行ないます。その感覚にマッチしたお店は必ず流行ります。
その要素をパクって自店に取り入れてしまうということです。もちろんお金持ちに限ったことではなく、主婦でも、サラリーマンでも同じことです。
【他人のウリをパクるやり方 3つ目】
自分の商圏外で流行っている同業のお店や類似店のコンセプトややり方をそのままいただいてしまいましょう。あまりにもストレートすぎて抵抗感を抱く人がいるかもしれませんが、これほど簡単で成功の確率が高いパクリ方はないかもしれません。
誰かがすでに試行錯誤して強みを形にし、ビジネスとして成功しているわけですから、それをパクらない手はありません。
例えば、ドライブスルーでも携帯音楽プレーヤーでも、世にあふれているほとんどのものは誰かが考えたものがパクられてできているのです。
着物リサイクルも昔からある業種ですし、放置自転車回収もどこかで必ず行なわれていたはずです。そこにビジネスとして確立させる要素をミックスさせていっただけです。
世の中すべて、誰かが生み出したことの上にできているのです。堂々とパクってしまいましょう。
「ビジネスの強みは他人の成功事例から学べ」まとめ
ビジネスの強みである「ウリ」は集客の要。自分でウリをつくり出せない場合は他人の成功事例からパクればいい。