お金も時間も限られるスモールビジネスでは、お客さんが来るのをじっくり余裕はありません。

多くのビジネスのボトルネックといえる集客。スモールビジネスでは、早めに集客力をつけることが大切なのです。

それには、どうすればいいのでしょう?

また、開業したものの、集客できなかったら…?

スモールビジネスにおいて何よりも重要な集客力をつけるためのノウハウをお教えします。

集客力をつけるには最初が肝心

店舗ビジネスは契約した時点で家賃などの経費が発生します。お店を休んでいても、お客さんが来なくても、人件費も含めた固定費は必ずかかります。もちろん、オープンまでに2ヶ月などと時間をかけてはいられません。

よく「認知されるまで時間がかかるから、じっくり頑張るしかないよね」という人がいますが、お客さんが来るのをジワジワ待っている時間はありません。

なぜなら、スモールビジネスはそんなにお金にも時間にも余裕がないからです。だから、最初に集客ができなかったら、後はないと考えて戦略を組む必要があります。

例えば、飲食店なら、「○○日にオープンします」というチラシを商圏に巻くでしょう。その際、「オープン記念につき、ランチ半額」とうたえば、間違いなく集客できます。半額で弱かったら、「ランチ無料」とぶちあげたっていいのです。

もし、それで集客できなければ、すぐに料理のジャンルを変えてください。仮に中華料理店でダメだったら、ラーメン屋でもなんでもかまいません。ランチ無料で集客できなかったら、ニーズはないと考えてすぐに商売替えをすることです。ニーズが無いのにズルズルと続けて傷口を広げてはいけません。

集客力は広告・宣伝につながる

多くの人は「いや、それでは材料費がかかりすぎる」といって躊躇します。しかし、材料費もすべて広告・宣伝費だとわりきればできないことではありません。

広告・宣伝費とは、何も、チラシをまいたり、のぼりを立てたりするためだけの予算ではありません。集客のために使える手段はすべて広告・宣伝費と考えるべきです。

飲食の原価率は3割程度が相場です。ランチだからもう少し高いとしても、1000円のランチの原価は400円か高くても500円でしょう。限定100食ならば4~5万円ほどの経費です。

広告・宣伝費だと思えば大した金額ではありません。それでも気になるのであれば、300円程度の小鉢を別売りして売上げの足しにしてください。

もちろん、タダ飯を提供するのですから、それなりの見返りはきちんといただきましょう。

商圏がオフィス街であれば、名刺と引き換えにオーダーを取るという方法でもいいですね。住宅街であれば予約制にしてリストを取ることもできます。予約制にすれば、材料費の無駄をカットできるのでコストを少しは落とせます。

来店してもらってリストを取れば、その後も足を運んでもうようにきちんとフォローしていくことができ、かけた経費は早い段階でペイできるでしょう。

リスト取得時にメールアドレスを登録してもらい、お昼前に本日のランチおすすめメニューをメールする流れを作れば足を運んでもらいやすくなりますよ。

集客力にはアイデアとお金が必要

飲食ではなくマッサージ店を開業するなら、自分の商圏の会社に出向き、昼休みに右足だけマッサージを無料サービスすればいいのです。

その時に楽しい話ができたり、むくみの原因などの豆知識を伝えてあげれば、あなたは先生になるのです。

誰でも右足が気持ち良ければ、左足もやってもらいたいと思うでしょう。どうせ施術してもらうなら、きちんと知識のある人にやってほしいというのが人間の心理です。

そうやって、いかに人を集めるかに注力をする。そこに使えるお金を最初にきちんと用意しておくことです。

どうせこちらから来店を促すのであれば、少しでもいいので、何かしらエンターテイメントの要素を取り入れましょう。ワクワク感も高まり良い効果をもたらしてくれると思いますので、いろいろ試してみてください。

中小・零細企業なんてすぐ資金がなくなってしまいますから。「ヨーイ、ドン」で勝負できないとダメなのです。

もう一度言いますが、多くのビジネスでボトルネックになるのが「集客」です。したがって、ビジネスを始めるときに、お客さんを集めやすいビジネスを選ぶことがとても重要になります。

放置自転車ビジネスは、放置自転車の収集に特化したノウハウを作り上げたことによって、ビジネスを円滑に進める形ができたのです。

ただし、来てくれたお客さんを、2回目、3回目と呼び込めるかどうかは、その後の努力次第であることも忘れずに。

集客力をキープするには

テクニックで仕掛けを打つ時には、その次につながる仕掛けをきちんと作らないと経費倒れになるので注意してください。

それと、こういった話をすると「お客さんがたくさん来てしまったらどうするんだ」という人がいますが、そんなに来ないですから心配することはありません。

仮に、来たとしても物理的に対応できないのですから、「ごめんなさい」と言って翌日の予約にすればいいのです。さらに予約時点で半金もらえれば文句なしですね。

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「月に一度のお楽しみ、ぜいたく気分を味わえるプチセレブランチ」

など、ひと言添えてあげることで、選ぶ方はわかりやすく楽しみもあります。他店とはちょっと違うコンセプトとして打ち出せることができるかもしれません。

お金のある企業が作るようなきれいでカッコよい広告やチラシではなく、泥臭くてもお客さんのメリットがふんだんにかかれている内容の物を作っていかないと、他のチラシや広告に埋もれてしまいます。

手書きでもいいので、どうしたらお客さんが来るようになるのか?自分がお客さんだったら、どんなチラシや広告であれば足を運びたくなるかを徹底して考えるべきです。

経営者にはマーケティング、セールス(コピーライティング)、顧客心理の3つを学ぶことをおすすめします。

とはいえ、これらは学びだすとキリがありません。基本的なことを理解できれば、その知識や経験を判断基準として活用するようにしてください。

判断基準としての知識をマスターすれば、あとは自分以外の人間にやってもらうのです。出来上がったものをその基準に照らし合わせて修正していくという流れで仕事をすると、結果までのスピードが格段に速くなります。

学ぶことを目的とせずに結果へとつなげるように意識しなければなりません。


「集客力をつけるために肝心なこととは」まとめ

スモールビジネスが集客力をつけるには、最初が肝心。広告・宣伝費を投入して戦略を組み、次につながる仕掛けも考えよう。