顧客リストはスモールビジネス最大の資産

スモールビジネスで着実に売上げを作り、大きな結果を出すために欠かせないものとは何でしょうか?

新しい商品やサービスを扱い始めたとき、売上げが停滞しているときなど、どのようにして需要を掘り起こせばいいのでしょう?

そんなときに、大きく役立つものが顧客リストです。

顧客リストはスモールビジネスにとって最大の資産ともいえます。

なぜ、そうなのか、またどう活用すればいいのかお話ししましょう。

顧客リストを活用すべき理由とは

小さい会社が大きな結果をもたらすには、「顧客リスト」は必須です。顧客リストは税金のかからない最大の資産といえます。

例えば、あなたが新商品や新サービスなどを扱い始めるなら、それをどのように周知しますか?

新たにチラシを撒くのも良いかもしれません。しかし、それはお金もかかり、かなり不確実です。それよりも、その商品やサービスにお金を払ってくれる人に直接連絡を取る方が良いと思いませんか?

それを可能にするのが顧客リストです。常連さんや既存のお客さんに直接連絡を取るために、顧客リストは欠かせないものです。

新規顧客の獲得よりも既存客の掘り起こしの方がお金もかからないし、とてもラクです。なぜなら、その人たちはあなたのお店やサービスのことをすでに知っているからです。

新規顧客獲得には、時間もお金もかかります。でも、既存客にDMを送れば、新規顧客獲得にかかる数分の1の経費や時間でお金を生み出すことが出来るのです。

お客さんにしてみれば、例えば、「お寿司が食べたい」と思ったとき、まったく音信不通のお寿司屋さんよりも、たまに「こんなキャンペーンをしています」とか「こんなメニューを揃えています」という連絡がくるお寿司屋さんに足が向くものです。

車が故障したとき、まったく知らない修理屋さんよりも少しでも知っている修理屋さんに依頼するのと同じです。

顧客リストは強みになる

商売を始めるとわかりますが、季節や天気を含めさまざまな外的要因によって、売り上げは思いのほか大きく変動します。

売れない時期にテコ入れするためにも、あるいは、売れる時期に売り上げを倍増させるためにもDMは効果的です。

顧客リストがあれば、待ちではなく、プッシュ型の営業ができるのです。

しかも、費用対効果は抜群です。制作費は別として、50円の葉書を500枚だしたところで2万5000円。メールであればタダです。しかも、情報を欲している人にダイレクトに送ることができます。普通の広告だとそうはいきません。だから、顧客リストは必須なのです。

顧客リストを取ってDMを出すまでは実践しているお店は多いのですが、私に言わせれば、最後の詰めが甘いです。

その最後の詰めとは、電話なのです。

DMを送った後に電話をかけると、いっそうの効果が見込めます。電話での営業は嫌がられることもありますが、

「キャンペーンの葉書をお送りさせていただきましたが、お手元に届きましたか?見逃したら、○○さんに損をさせることになるため、お電話させていただきました」

と言うと、多くの皆さんが「ありがとう」と言ってくれますよ。売り込むのではなく、情報の確認ということで電話をするのです。

DM×電話は、本当にあなたの元へお金を運んでくれるようになります。これをうまく融合させてください。


「顧客リストはスモールビジネス最大の資産」まとめ

新規顧客の獲得には時間や経費がかかり、確実性も低い。それよりも、既存の顧客リストを最大限に活用するべき。

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