サラリーマンの特権は、毎月一定の収入が保証されていること。それは社会的信用にもつながるものです。

会社を辞めて無職になると、定収入も信用もなくなるという厳しい状況に陥ってしまいます。もし、そんなことになってしまったら、多くの人は再就職すればいいと考えるでしょう。

とはいえ、「自分はまだやれる!」と思っていても、現実にはどうなのでしょうか?

再就職の実情について考えてみませんか。

再就職の壁は考えている以上に高い?

無職になると、自分が会社にどれだけ守られていたかを肌で感じるようになります。自分の社会的信用も会社ありきだったことがわかるでしょう。

サラリーマンの特権は、基本的に毎月会社に行けば給料をもらえるということ。つまり、毎月決まった収入があります。

この定収入が意味するのが社会的信用というふだんは気にもしないバリューです。

無職になると、ローンの審査に通る確率が一気に下がります。例えば無職で車を買おうとしても、ローンの審査が通る方が珍しいでしょうし、クレジットカードさえ作ることも難しくなります。極端に言えば、クレジットカード付きのレンタルショップの会員カードすら作れません。

平日に家にいると、世間体も気になります。何より社会とのつながりがなくなってしまったような気になるので、精神的にもつらい時期を送らなければなりません。

もし、そんな状況に陥ってしまったとしたら、あなたはどうしますか?

「いや、再就職するから大丈夫」

本当に大丈夫と言えますか?

現実は35才を過ぎたあたりから、再就職の壁は高くなり始めます。40歳を越えると再就職の壁は一気に高くなるという現実を、見て見ぬふりをしていませんか?

再就職できないかもしれないという不安

無職になってしまったのがきっかけで、離婚問題に発展した、消費者金融から借金を繰り返すようになった、ホームレスや自殺といった最悪のケースに陥ってしまった、といったニュースを耳にしたことがありませんか?

実は、あなたもそんな不安を感じているのではないですか?

経営者としての目線で言わせてもらうと、その年代の労働者を必要としている、よほど人材が足りていないなどの場合であれば話は変わってきますが、通常、40歳を超えた方を採用する理由は残念ながら全くありません。

歳をとればとるほど、仕事で楽をしようとするし、自分の考えに凝り固まって、他人の話も聞かないし、物覚えも悪い、不満も多い、今まではこうだったからと勝手にルールを作る。

そのくせ、給料や待遇だけはやたらと注文をつけてくる。さらに、どっぷりとサラリーマン体質になっているので、給料もらって当たり前。「頑張りマス」の意気込みは、面接のときがピークであとは下降線で低空飛行。

そんな実情を、あなたが過ごしてきたサラリーマンと同じ年月、経営者は見てきているのです。

再就職することは、経営者や人事担当からOKをもらうということは分かっているはず。こうした実態を目の当たりにしてきた経営者や人事担当からすると、中年おじさんは厄介者以外の何物でもないのです。

再就職のステージに乗れない?

あなたが再就職しようとしたとき、ライバルは若くて素直で、給料安くても文句も言わずに働く頑張り屋さんがほとんどです。

あなただって、若い時はおじさんのことなんて気にもしなかったでしょう。なぜなら、若者のステージにおじさんはいないのですから。それと同じことがいま目の前で起きようとしているのです。

あなたが経営者だとして、おじさんと若い人が面接に来たら、どちらを採用しますか?いや、どちらと面接しますか?結局、おじさんというだけで、面接すら受けられないのが現実です。

そもそも、若い人に比べて給料を倍払ったからと言って、若い人の3倍も5倍も結果を出せないでしょ?じゃあ、おじさんを雇うメリットはどこにあるのですか?どこにもありません。

本当に、その現実を理解していますか?

年齢を重ねてしまったことによって受けるイメージは、本人が思っている以上にネガティブなのが現実なのです。

いくら「俺はまだやれる!」と叫んでみても、社会の実情では、おじさんは用無しなのです。

このサイトへ来たということは、そんな現実に会社の同僚よりも少しだけ早く気づき、「そろそろ不安と向き合って、何か対策を準備する時じゃないだろうか?」と、感じているのではないですか?


「再就職は本当にむずかしいのか?」まとめ

中高年の再就職は本人たちが考えているよりもかなり厳しい。世の中の現実を直視し、漠然と抱いている未来への不安に向き合おう。