ビジネスのヒントは街中のいろんな所に落ちています。

しかし、ただ単に街をブラブラしていればいいというものではありません。

本当に自分にとって役に立つヒントを得るには、それを見つける能力が必要です。

どうすれば、ビジネスのヒントを見つける能力が身につくのかお教えしましょう。

ビジネスのヒントの見方とは

ビジネスのヒントは生の現場に落ちています。

その際、よくあるのが「何か参考になるものがないかな?」というふうに、何となく街を歩いてしまうこと。

これではダメです。散歩ではないので、ブラブラ歩いても何のヒントも見えてきません。そうしたスタンスでは、全体的なものは目に飛び込んできますが、ディテールはかすんでしまいます。

以前は、私も情報収集のためにいわきから上京すると、せっかく来たからには何でも見てやろうと意気込むあまりに、かえって焦点がぼやけ、大したヒントをつかめず帰路につくことがありました。

リサーチをする際は、自分が何の情報を求めているかを明確にしておかないといけません。

例えば、「今日は看板のアイデアをもらうぞ」と、得たい情報にフォーカスして街を回ってみると、目に飛び込んでくるのはもはや看板だけ。それでいいのです。

同様に、商品の陳列と決めたら商品の陳列だけ。接客だったら接客だけを見る。

それも、業種業態に関係なく見ることです。雑貨屋さんを開こうと思っているからといって、雑貨屋だけを見てはいけません。

なぜなら、商品の陳列は果物屋さんにヒントがあるかもしれません。接客はお豆腐屋さんがすごく上手かもしれませんから。お手本は、どこにあるか分からないのです。

ビジネスの判断基準づくりにつながる

街で観察する際は、じっくりメモを取ったり、考えたりする時間もないでしょうから、写真に撮ることをおすすめします。

私が看板を見にいったときは、直感で「いいな」と思った看板を手当たり次第に撮影しました。「撮るな!」と怒られることもありますが、「ごめんなさい」と言えば済むことです。

帰ってから見直してみると、なんとなく自分の好みが分かります。現場では気づかなかったのに、あらためて画像を眺めてみると、「ああ、俺はこの色は嫌だな」とか「こんなテイストが好きなんだな」という具合に、いいなと思うことと、嫌だなと思うことが、はっきりしてくるものです。

看板などは主観的な好みに影響されやすいですが、それでも自分の中で、判断基準を作っていくことがとても重要です。

例えば、あなたが靴を欲しいと思ったとたん、人が履いている靴が目に飛び込んでくるようになったり、車を欲しいと思ったり、購入すると、同じ車種がたくさん走っていることに驚いたりという経験があると思います。

これも無意識を意識するようになった結果、目に飛び込んでくる景色が変わりました。

ビジネスの目標をまずは明確に

目標達成するのも同じです。手に入れたいビジネスの結果にフォーカスしなければ、何も手にすることはできません。

放置自転車ビジネスでは、パートナー制度という仕組みをつくり、日本一の自転車撤去集団を作りましたが、放置自転車ビジネスに初めて取り組む人は、「自転車ってものすごくありますね」と、みんな同じことを口にして驚きます。

このサイトでこうして放置自転車の話を読んでから街に出てみると、おそらく、自転車の多さにあらためて驚くことになるでしょう。興味があれば試しに自転車にフォーカスしてみてください。景色が変わって見えてきます。

今まで何となく目にしていても、意識しなければ目に飛び込んできません。これは、いわば脳が無意識に必要な物と必要ではない物を区別するので自然なことです。だからこそ、ほしい情報は意識しなければならないのです。それができるようになれば、ヒントを見つける能力になります。

プロと素人の差は「無意識を意識することができる人」といえるかもしれません。


「ビジネスのヒントを見つける能力を身につけよう」まとめ

ビジネスのヒントを探すには、まず目標をはっきりさせよう。ヒントになるものは意識しなければ目に入らない。