失業中は後ろめたかったり、恥に思うこともあるかもしれません。

確かに、失業するのは誰にとってもつらいものです。しかし、本当に失業は「恥じるべきこと」なのでしょうか?

ネガティブな状況に陥ったときに大切なのは、前向きに未来に向き合うことです。

そのために、失業という状態をどうとらえれば良いのか、お伝えしたいと思います。

失業を未来への糧にしよう

失業すると、そのことを恥じたり、後ろめたく感じる人が非常に多いようです。

確かに、今まで一生懸命働いて来た結果が「無職」となれば、全てを否定されたように感じるかもしれません。

でも、失業って、そんなに恥ずかしいことでしょうか?

「あのとき、あんなことがあったから今の自分がある」と誰しもが思ったことがあるでしょう。

「振られてつらい思いをしたけれど、そのおかげで、いい嫁さんにめぐり会えた」とか、

これはちょっとクサいですが、「あのときの心の傷を知っているから、今、人に優しくできる」など。

私は、20代の頃、アクセサリーショップを開業して、見事に借金だけを残して廃業させました。そのときは、とてもつらい思いをしましたが、いまはこうして失敗談として笑いながら話せます。

もし、そのとき、「ああ、俺はやっぱりダメなんだ」と言って、家に引きこもるような生活をしていたら、現在、こういう話は絶対にできません。

どんなにつらい経験であっても、その経験を糧に未来の自分が幸せを築けば、それはすべて美談や笑い話に変わります。

誰もが、大なり小なり、いままでの人生の中でつらいことを経験しているはずです。ネガティブな状況に陥ってしまったときこそ、それを思い出してほしいのです。

倒産やリストラなどがきっかけで、サラリーマンから足を洗って起業家として生きる道を選ぶのなら、一度気持ちをリセットしましょう。すべてを次へ進むための肥やしにしなければ、良いことはありません。

失業とどう向き合うかは自分次第

「過去は変えられない」という人がいますが、私はつねにこう思って生きています。

「過去は、未来の自分のありようで、いかにでも変えられる」と…

失業したという、過去の事実そのものは変わりません。ですが、未来を築く思いと結果において、その意味合いを大きく変えることはできるのです。

結局、過去なんてものは、誰が何をどう言おうと、自分がその過去に対してどういう認識で向き合うかだけなのです。

正面から前向きに向き合えば素晴らしい過去になるし、卑屈になって後ろ向きに向き合えば最悪の過去になるだけなのです。

否定からは何も生まれません。

「大変な思いをしたけど、あのとき会社が倒産してくれてよかった」と過去を肯定できるように、これからの時間を歩んで行ってほしいのです。

失業は次のステージへ向かうための、小さなきっかけのひとつでしかありません。

だから、失業は恥ずかしいことではないのです。


「失業は恥ではなく、復活へのスタート」まとめ

失業を恥ずべき過去と否定的にとらえては何も生まれない。復活へのスタートとして正面から向き合おう。