ビジネスを起こして収益を上げるためには、ライバルの動向などを含め、情報の収集や分析も大切です。
いまは、インターネットを活用すれば便利に情報収集ができるようになりました。
とはいえ、ライバル店の実際の雰囲気などは直接体験するのとしないのでは大きく違います。
今回は、お金を生むことにつながる情報収集と分析の仕方をお教えします。
顧客だからこそ得られる情報
いまはインターネットを上手に活用することで、時間もお金も必要以上にかけることなく容易に他のビジネスを偵察することが可能ですので、ネットはフル活用してほしいと思います。
しかし、チラシやライバル店の実際の雰囲気など、そこに足を運んでみなければわからないこともたくさんありますので、インターネットで実際に何かを感じたら足を運んでみてリアルな情報を得ることも必要です。
私は行く先々で、「今日は忙しいの?」とか「一番人気は何?」とか「どのくらい売れるの?」など、とにかく店員に話しかけるようにしています。
いまはそういう話のなかから仮説を立て、自分のビジネス感覚が劣化しないようにしています。
パクるときは、表面的なことばかりに目が行ってしまいがちになるので、ビジネスの本質からズレないようにするのがポイントです。
奇をてらったウリは瞬間的には注目を集めることができますが、短命で終わってしまう確率が高いので、経営方針に沿った見極めをしてください。
顧客としてのレベルを高めるとお金を生むことができるようになります。
実際にお店に行って顧客になることはとても重要です。お金を生むためには、いろいろ売り込まれてみることが大切なのです。
顧客としての体験を重ねよう
普段は行かないようなお店であったり、高級店であったり、とにかくジャンルを問わず多くのお店に出向いて、顧客として接客を受けるのです。お客さんの気持ちがわからなければ、よい接客も販売もフォローもできません。
よい接客と感じたら、それもパクるのです。悪い接客を受けたらそれをやらないようにするのです。会員登録などあれば会員になりましょう。そのお店から送られてくるダイレクトメールは、自社に応用できる要素がたくさんありますし、戦略を知ることができたりしますので、分析して丸裸にしてしまうのです。
長く続いている通信販売会社などは、売り込み方がとても上手ですし、マーケティング戦略がしっかりしているところが多いので、いろいろな会社から資料を取り寄せ、商品を購入してみることで多くの学びを得ることができるはずです。
意識して、顧客としての体験を重ねることがとても大切なのです。
多くの人がただの消費者として買い物をしているだけです。商売人であるなら、生活すべてにお金になるヒントが隠れていると思い、日々物事を意識して生活してください。
あなたが足を運ぶ場所すべてが偵察できる学びの場となり、その学びすべてがお金を生むのですから、これほど楽しいことはないはずです。
「顧客としての体験がお金を生む?」まとめ
生活すべてにお金になるヒントが隠れている。顧客としての体験をお金を生むためのヒントにしよう。