ビジネスには不測のトラブルがつきもの。なので、経営者にはさまざまな問題を解決する能力が必要だとよく言われます。

確かに、問題解決の能力は必要ですが、問題やトラブルの解決に多くの時間と労力を注ぎ込んでいるのに売上げにつながらないのであれば、何もなりません。

経営者として問題やトラブルにどう向き合っていくべきなのか、考えてみませんか?

経営者には課題があって当然?

ビジネスをシンプルにするには、やらないことを明確にすることが大切です。これは、余計な苦労や悩みをはじめから囲い込まないことにもなります。問題解決をする以前に、問題を起こす要素をなるべく排除するのです。

多くの経営者のサクセスストーリーは、困難を乗り越えてつくり上げられたものが多く、問題と正面から向き合い、次から次へと解決させていくイメージから、経営者はビジネスで発生した問題を解決していくという考え方が一般的です。また、これをカッコいいと感じているビジネスパーソンも少なくないと思います。

本末転倒な話ですが、問題を解決させるために課題をつくり、その課題をクリアするた めに取った行動が新たな課題を呼び込み、結果的にいま以上に苦労や悩みを抱え込んでしまうなんてことは当たり前のようにあるのです。

経営者の仕事とその目的を忘れずに

問題を解決する力は、経営者であれば身につけるべき力であることは否定しませんが、苦労して問題と格闘するのが私たちの仕事ではなく、お金を稼ぐのが目的のはずです。

お金に直結しない問題に対応して、「やった気」になってしまうのはただの自己満足でしかありません。

実際、私もビジネスを拡大させようとしていた時期は、目の前の問題を解決しても次から次へと新しい問題が噴出してしまい、その問題を解決するために力を使わなければなりませんでした。

そんなある日、「何かが違う」といままでの苦労と悩みを反芻してみたのです。

そして出した答えが、「問題を解決するのではなく、はじめから問題を抱え込まなければいいんじゃないか」ということでした。


「経営者の苦労や悩みを減らすには」まとめ

経営者には問題解決の能力は必要だが、問題を解決するよりも問題を抱え込まないようすることが大事。