集客方法は商材やターゲット顧客によって変えるべき

チラシの配布は集客方法の代表的なものですが、効果を得るためにはコツが必要です。

扱う商材やターゲットとする顧客層によって、適した集客方法が違ってくるからです。チラシ配布はシンプルな方法ですが、適切なやり方をするかどうかで効果は大きく異なります。

効果的な集客方法とはどのようなものか、わたしが実際に行っていることをまじえて説明します。

集客方法のコツとは?

新聞などの折込みチラシのまき方にはコツがあります。

日用品などリピート頻度の高い商材を扱う場合は、小さい商圏にこまめにチラシを折り込みますが、その逆に、着物リサイクルのようにお客さんがどこにいるかわからない場合は、商圏を広く取りドカンと広告を打つのが効果的です。

私が着物リサイクルを行なっている福島県いわき市は、東京23区が2個分入ってしまうほど大きな市です。着物は趣味の要素が高く、またターゲットとする顧客がどこにいるのかが不明確なため、商圏を広く取る必要があります。

チラシをまくというオーソドックスな戦術だとしても、このように扱う商品やサービス、ターゲット顧客によって、それぞれ適したやり方をすることで効果のほどはまったく違ったものになるのです。

効率的で効果的な集客方法

また、地元で 30店舗ほどある地域一番店のスーパーで出張販売をさせてもらうために交渉をしました。

広い敷地を持ついわき市を網羅しているスーパーですから、そのスーパーで出張販売すれば一気に商圏をカバーできます。

集客はスーパーがやってくれるので、何もしなくてもお客さんは集まってきますし、商品を販売してお金をもらいながお店の存在を知ってもらうことができ、さらには顧客リストも集めることができます。

思い立ったら即行動です。交渉の結果、スーパーの担当者がみな素晴らしい方たちだったこともあり、そのお力添えで出張販売ができるようになりました。

ちなみに人脈はゼロでしたので、真正面から交渉してきちんと話を聞いてもらいました。本気で物事に取り組めば必ず壁は突破できるものです。

出張販売は、いわき市内にあるスーパーの1店舗で3日程度行ない、次々と店舗を変えていきました。

出張販売を繰り返し、商品の販売、お店の告知、顧客リストの収集をしていき、最終的には自店舗に来てもらうための流れをつくっていったのです。非常に効率的で効果がある集客方法でした。


「集客方法は商材やターゲット顧客によって変えるべき」まとめ

商材とターゲットによって、集客対策をする商圏の広さが違ってくる。商圏を見きわめて効率よく効果的に集客をしよう。

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