集客力の高いチラシ作りに欠かせない USP とは?

チラシなどの集客ツールにぜひ載せるべきものに USP があります。

USP  は、「自社だけの強み」といったもので、チラシの集客力アップには欠かせません。とはいえ、自社の USP がよくわからないといったケースも案外、多いものです。

そこで、USP とは、どのようなものか、どうやって見つければいいか、お教えしましょう。

集客力に結びつくUSP とは?

USP はユニーク・セリング・プロポジションの頭文字で「あなただけの強み」のことです。チラシ作りの際に、「なぜ私から買わなければならないのか?」という理由をウリとして伝えることで、他社との違いを理解してもらい、お客さんにあなたの店やサービスを選択してもらいやすくします。

簡潔にUSP とは、「あなたが扱う商品やサービスの利点を見つけて伝える」ということです。

ライバルと同じ商品を扱っていても、ライバルが言っていない商品の特長を見つけ、それを伝えることで新しい商品として販売することが可能となります。

逆に言えば、どんなに新しい商品を開発したとしても、ライバルと同じことしか消費者に伝えることができなければ、それはどこにでもある商品と同じで集客力につながらないということです。

前章でも触れたように、他人のUSP をパクるのも1つのやり方ですし、自社の特長を USP に当てはめていくこともできます。

集客力を高める USP の見つけ方

USP は何をベースにしても構いません。

「価格」「原材料」「素材」「ポジショニング」「色」「香り」「サイズ」「有名人の起用」「歴史」「売上げ」「収益率」「スピード」「数」「量」「お客様」「順位」「メーカー」「味」「耐久性」「問題解決」「長持ち」「簡単」「流通経路」「所在地」「営業時間」「社長」「従業員」「家族」「最新」「創業年数」「ライバル」「生産者」 … …、まだまだあげればキリがありませんが、いくらでもその要素はあるわけです。

よく映画の告知で「全米ナンバーワン」というのを耳にしますが、いろいろなカテゴリーのなかから小さな一番を見つけ出し、ナンバーワンと伝えているのです。

例えば、カー用品店として一番店になるのは難しくても、バッテリー取り扱いでは一番とか、ワイパーの品数は一番とか、大きな市場のなかでそれなりに商品が動く小さな市場で一番になると、お客さんに伝わり、集客力アップにつながりやすいと思います。

着物リサイクルビジネスでは、「着物買取ナンバーワン」「リサイクル着物在庫数ナンバーワン」「リサイクル着物販売数ナンバーワン」「着物生地の品数ナンバーワン」「綺麗な状態の着物生地」というウリをまとめて、「着物リサイクル地域一番店」という形で伝えています。

カー用品店と同じで、総合リサイクルショップで一番をつくろうと思うと大変ですが、そのなかでもニッチに絞り込んでしまえば、いくらでも一番をつくることが可能です。


「集客力の高いチラシ作りに欠かせない USP とは?」まとめ

USP とは、自社の商品やサービスの利点を見つけてお客さんに伝えること。チラシに載せて集客効果を高めよう。

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